- 2009-04-24 (金) 12:34
- アートセラピー研究調査
民間スクールは、クラスや資格を提供するだけにとどまらず、研究調査も必要です。
「責務」とまでは言いませんが、民間スクールとしての信頼を得るには、公的機関や大学との共同研究は不可欠になってきます。
以前、高齢者向けにアートセラピーがどれほど効果があるのかを検証するための調査を実施しました。
今回は、子どもと親という関わりにスポットをあてて、具体的な研究調査をスタートさせました。
神戸大学の津田准教授から、子ども未来研究所に問い合わせがあったのは、2006年でした。
「ヒューマン・コミュニティ創成研究センター」のサテライト施設「あーち」での、アートワークセラピーの依頼でした。
このセンターは神戸大学が学校、行政、企業などと協働し、人間らしさあふれるコミュニティの創成を目指した、さまざまな実践的研究を目的としたものです。
「あーち」に訪れる子供や親たちのために、アートワークを提供する試みを私たちはスタートさせました。
「アートであーち」と名付けての活動は、いよいよ4年目に入ったわけです。
今までの活動を振り返り、あらためて、この活動がどのように子供や親、またそのかかわりに効果があるのかを検証していくための、共同研究を津田先生と一緒に始めたのです。
研究調査方法は、クラスに来た子どもたちの「振る舞い」「言動」「親とのかかわり」「スペースの使い方」「実際のアートワーク」などを、長期間にわたって、アートセラピストたちが詳細に記録をしていきます。
もちろん、子どもたちは「実験大」ではありません。
のびのびとアートワークを楽しみながら、個性を伸ばしていくのです。
アートセラピーは、子供と親のかかわりだけでなく、障害者の社会とのかかわりにもきっと役立てるはずです。
どんな研究結果が出るのか楽しみにしています。
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