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2008-10

アートセラピーと、描画分析の違い

アートセラピストという仕事があります。

 いえ、クエストは、「アートセラピストの仕事を作り出してきた」と言ったほうが正しいかもしれません。

 1997年にスタートした、アートセラピスト養成講座は、2008年の秋で、もう21期を数えるまでになりました。発足当初、体験レッスンに来る方は、「この資格を取ると、アートセラピストの仕事はありますか?」と、聞く方が多くいました。

 私は、自信を持って?「ありません」と答えていたものでした。今となっては、笑い話ですが、当時は、「アートセラピストの仕事」など、ないに等しかったのです。

 おもに、精神科クリニックや、病院の中で、臨床心理士が「描画テスト」をする。「患者さんの診断や病状をチェックするもの」といった認識しかなかったのです。でもそれは、アートセラピーではなく、描画分析。

セラピーと描画分析はまったく違います。描画を分析することは、時にその絵を描いた人を傷つけてしまうこともあるのです。

 「絵を描いたら、なんかわかるんでしょう?」私も、最初はこの程度の認識でした。ですから、自分を知る手だてとしてはいいのですが、第三者に勝手に自分の描画を判断される気持ちを考えると、嫌なものですよね。

「絵を見て何かがわかる」のではなく、「絵を描いているうちに気持ちが楽になる」。これでなければセラピーにはなりません。

 クエストのアートセラピーは、自由な表現を繰り返すことで、自分らしさを見つけていく、「プロセスアートワークセラピー」です。体験レッスンで講座の紹介もしています。

 クエストのアートセラピーを体験すると、どんどん自分が自由になっていきます。ぜひ一度アートセラピーの体験を!

 yorokobi ikari



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アートセラピストの資格

日本における、心理学の分野には、残念なことに公的な資格はありません。数ある心理系の民間スクールは、それぞれが工夫をして、「協会」を設立したり、学会を立ち上げることで権威づけをしようとしています。

どんなに工夫をしても、提供される資格は、やはり民間の資格にすぎません。

アメリカでは国際表現病理学会があり、描画を治療に役立てる研究がおこなわれています。日本の支部として「芸術療法学会」が設立されています。患者さんの表現した作品を使って精神医療の分野で発達してきたもので、医療に役立てようとするものです。また、アメリカにはAATA(American Arts Thrapy Assosiation)という組織があるようです。

クエストは、医療分野ではありませんし、分析そのものよりも、「プロセスアートワークセラピー」を得意とするスクールです。

日本で資格を取ったからと言って、即仕事に結びつく環境が整っているわけでもないのですが、できれば、公的なアートセラピストという資格があったらと、私にとっても長年の願いでした。

2005年に、その念願がかないました。

財団法人生涯学習開発財団という文部科学省の外郭団体があります。

「心身の健康を基礎にした自立的、創造的な生涯学習に関する調査、研究、研修を行い、もって社会教育の発展に寄与することを目的とする」という、設立の目的に沿い、クエストセラピスト養成スクールが、その対象団体として認定されたのです。

さらに、クエストが提供している環境、教育内容が調査されたうえで、財団資格認定団体として登録されたのです。完全な「公」ではありませんが、クエストではない第三者機関による認定資格が得られるようになったのです。

私たちにとってこのことは、この上もない喜びであり同時に、誇りです。

一年間のアートセラピスト養成講座修了後、認定試験に合格すると、「文部科学省所管財団法人生涯学習開発財団認定のアートセラピスト」と称することが許可されます。

この資格に対する信頼で、現在では数多くの行政から仕事が発注されるという結果につながっています。

現在クエストが発行している資格は以下のとおりです。すべて、文部科学省所管財団法人生涯学習開発財団の認定資格です。

アートワークセラピスト

マスターアートワークセラピスト

キッズアートワークセラピスト

シニアアートワークセラピスト

 

 



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アートセラピストの仕事

   アートセラピストの仕事

 

     アートセラピーの仕事って、どんな仕事があるんでしょうか?                                         

   私たちは、どんなアートセラピーの仕事を作り出してきたのでしょう。

   10年前には、「アートセラピストの仕事」は、ほとんどありませんでした。

   アートセラピストという職業が認知されていなかったのです。

   ごく一部の、精神病院やクリニックの中で、「アートセラピー」は行われていました。

 

    でも、そのほとんどはは、患者さんの診断や治療方針を探るため。

 

  クエストのスクール校長である柴崎千桂子が、都内の精神病院でアートセラピストとして仕事をし始めたのが10年

  以上前のことでした。

   その病院で直接指導を受けた、安彦講平先生が、今でも師と仰ぐほど、「アートセラピー」を実践していた方でし

  た。

  患者さんの絵を判断のために使うのではなく、自由な創作過程そのものに意味を見出す、まさに「プロセスアート

  ワーク」の実践だったのです。

 

  作品を判断の材料に使うのが悪いのではないのですが、それは描画「分析」であって、セラピーにはなり得ま

  せん。

  心の表現としてのアートを表現していくことが、どれほど自分らしさを取り戻していくのかを、目の当たりにした体験

  だったのです。

 

  「精神を病んでいる人だけでなく、健康な人にこそ自由表現は大切である」

   このことに気づいた私たちは、健康な人たち向けの講座を開くことになったのです。

   健康とは言え、だれもが人には言えない心の傷の一つや二つ、抱えているものです。

   そして、そのことが自分の人生を前に進めるのを阻んでいることもとても多いのです。

 

  自分に向き合うことを通して、卒業生の多くが、仕事を作り出していきました。

 

  アートを取り入れたカウンセリング

  フォトアートセラピー

  ドリームセラピー

  企業研修

  子どものためのアートセラピー教室

  親たちのためのアートセラピー

  子育て支援事業

  高齢者向けアートセラピー

  障害者向けアートセラピー

 

シニア

 

  どれもこれも、世の中には存在しないものばかりでした。

   まだまだこれからも、仕事は創出されていきます。

   人間のありとあらゆる表現が「アートセラピー」であるからこそ、その仕事はあらゆる場面で効果を認めることが

  可能だと思われます。

 

  あなたはどんな分野にこのアートセラピーの仕事の可能性を広げるのでしょうか?

 

 



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