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2009-04
神戸大学との共同研究「アートセラピーによる居場所づくり」
- 2009-04-24 (金)
- アートセラピー研究調査
民間スクールは、クラスや資格を提供するだけにとどまらず、研究調査も必要です。
「責務」とまでは言いませんが、民間スクールとしての信頼を得るには、公的機関や大学との共同研究は不可欠になってきます。
以前、高齢者向けにアートセラピーがどれほど効果があるのかを検証するための調査を実施しました。
今回は、子どもと親という関わりにスポットをあてて、具体的な研究調査をスタートさせました。
神戸大学の津田准教授から、子ども未来研究所に問い合わせがあったのは、2006年でした。
「ヒューマン・コミュニティ創成研究センター」のサテライト施設「あーち」での、アートワークセラピーの依頼でした。
このセンターは神戸大学が学校、行政、企業などと協働し、人間らしさあふれるコミュニティの創成を目指した、さまざまな実践的研究を目的としたものです。
「あーち」に訪れる子供や親たちのために、アートワークを提供する試みを私たちはスタートさせました。
「アートであーち」と名付けての活動は、いよいよ4年目に入ったわけです。
今までの活動を振り返り、あらためて、この活動がどのように子供や親、またそのかかわりに効果があるのかを検証していくための、共同研究を津田先生と一緒に始めたのです。
研究調査方法は、クラスに来た子どもたちの「振る舞い」「言動」「親とのかかわり」「スペースの使い方」「実際のアートワーク」などを、長期間にわたって、アートセラピストたちが詳細に記録をしていきます。
もちろん、子どもたちは「実験大」ではありません。
のびのびとアートワークを楽しみながら、個性を伸ばしていくのです。
アートセラピーは、子供と親のかかわりだけでなく、障害者の社会とのかかわりにもきっと役立てるはずです。
どんな研究結果が出るのか楽しみにしています。
アートセラピーと描画分析
- 2009-04-06 (月)
- アートセラピスト養成
最近、アートセラピーの認知度が急激に増大しています。
以前にも、このブログでお伝えしたように、クエストへのアートセラピーに関する問い合わせ数の増加が物語っています。
ただ、その多くは、「絵を見て人の心がわかる」と言ったものがほとんどです。
それは、アート”セラピー”ではなくて、描画による「分析」です。
セラピーと分析では立場が違います。
心に寄り添うか、それとも心を判断するか・・・・と言ったところでしょうか。
クエストの「アートセラピスト養成講座」ではどちらの分野も勉強します。
分析の良さは、自分で表現したアートによって、自分の考えや感情を整理できることです。
もやもやした気分を、どんな考えでどんな気持ちなのかを明確にしてくれます。
そうすると、自分が抱えている「問題点」が見えてきます。
問題点が見えてくれば、具体的な解決に向けての方法が見出せるのです。
でも、人の絵を分析するのは勧めません。言葉の暴力になってしまうこともあります。
セラピーは「勉強する」ものではありません。
何よりも「体験する」こと。
残念ながら、日本では気軽にアートセラピーを体験できる場がほとんどありません。
安全で安心の場があって、さらに経験を積んだアートセラピストが見守る中で自由に表現していく体験が、自分らしさを取り戻すセラピーの本質です。
クエストでは、アートワークCAFEの試みが評判を呼んでいます。
静かなスペースで、アートワークを安心して取り組むことのできるスタジオを用意しています。
アートセラピストになるには、アートセラピーの体験を十分に積むことが先決ですからね。
ちなみに、今週と来週末からスタートするアートセrラピスト養成講座は、定員で開講します。今期を逃した方は、秋講座にお問合わせください。
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