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アートセラピーとは? のアーカイブ

アートセラピーの効果

今回は「アートセラピーの効果」について。

アートセラピーは、民間スクールが使う機会の多い言葉です。
医療現場では、「芸術療法」「描画療法」「描画分析」などの言い回しが多いようです。

一般に「セラピー」という言葉に、抵抗感を感じたり、「怪しげなもの」という印象を与えやすいのが実情です。
なぜならば、しっかりとしたデータを集積し、それを分析して効果があると言われているわけではないからです。
(クエストでは、桜美林大学と高齢者施設運営企業(株式会社サンフォーレ)と共同でアートセラピーによる効果についてデータ収集及び分析を行いました)
そして何よりも、アートセラピーが「医療行為」ではないということがまだ一般の信頼を得ていない理由かもしれません。

私たちは、その現状を踏まえたうえで、一般のスクールとして伝えられる効果に関していくつかあげてみます。

①アートセラピーで、創造、創作による五感を高めることができる。
五感を刺激することは、私たちの創造性(クリエイティビティ)につながります。
本来は、幼少期にたっぷりと自然に親しむことで五感を高めるのですが、昨今はそんな恩恵を子供たちが安心して受けることができないのが実情です。
成人してからこそ、この五感の働きはが人生を豊かにしてくれる大切なものになるのですが、日々の忙しさに追われ、思考ばかりを使い、結果としてストレスの多い日常を体験することになってしまうのです。
イメージの力を育てるためには五感刺激が重要だということです。

②癒しの効果
本来的な「癒し」は、心の傷に真正面から向き合って行くことを通してなされます。
ですから、「癒し効果」をうたう多くのセラピーは、セラピーではなく「リラクゼーション」がほとんどです。
クエストのアートセラピーは、セラピストとしての技術ではなく、おもに、セラピストとしてのあり方に時間を多く割いていきます。
深層心理分野の世界で「教育分析」といわれているものです。
自分の生き方やあり方を見つめていくからこそ、「癒し」が起きるのです。

③表現力がつく
アートセラピーを学ぶからと言って、描画の技術が秀でていなくても問題は全くありません。
大事なことは、自分らしい表現力を磨くこと。
安心で安全な環境の中で、誰かの評価を得るためではない、自分なりの表現をたくさんしていきます。
その結果、自分の表現力の豊かさに出会うことになるのです。
夢の実現は、この表現力がついているのかどうかが大いにものを言うのです。

④人の役に立てる
アートセラピーを学ぶことで、自分という存在に寄り添うことができるようになります。
自分に寄り添うことができる人に与えられる仕事が、セラピストの仕事です。
セラピストとして生きることは、自分に素直に生きることであり、その結果、必ず人の役に立つことができるのです。
活動を始めると、自分が受けてきた心の傷をもった人たちに出会うことを何度も体験します。
自らが通り抜けてきたからこそ、乗り越えてきたからこそ、似たような傷をもった周りの人たちに寄り添ってあげられるのです。
アートセラピストになるということは、ヒーローやヒロインになることとは違います。
セラピストは、ひたすら寄り添う人なのです。

次回は「アートセラピーの目的」について


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アートセラピーの魅力

アートセラピーの魅力についてお話しましょう。

多くの日本人は、アート表現が苦手なようです。
この原因の多くは、評価中心の日本の美術教育の在り方にあったように思えます。

私自身、小学生の頃の図画の時間は「花まる」がもらえないという劣等感に、いつも脅かされていました。
「絵の上手な子」がほめられている様子を、「絵の下手な子」はみじめな気分で見ることになるのです。

最近では、小学校から美術教育がほとんど消えてしまったようです。
なおさら、美術に親しむ機会が奪われてしまいます。

「アートセラピーの魅力」は、そんな私たちに「アートの力」を感じさせてくれるところにあります。

①自分の内面の世界に触れる
アートセラピーによるアート表現は、私たちの心の内側に触れさせてくれます。
宇宙のように豊かな心の領域に触れることで、自分らしさを感じることができるのです

②イメージを人に伝えやすくなる
話すのが得意ではないという人は多いものです。自分が浮かべたイメージをそのまま伝えることができずに歯がゆい思いをすることもあるでしょう。
アートセラピーは、色や形をあらわすことで、あなたが思い浮かべたイメージをまわりに伝えやすくしてくれます。
これは人間関係だけでなく、仕事にも大いに役立ちます。

③画材や素材を楽しめる
幼いころに使ったきり、ほとんど画材に触れていない人も多いはず。
絵の苦手な人はなおさらです。
画材や素材は、私たちの心の負担を外に運び出してくれる重要なツールです。
粘土は激しい感情を流しだし、水彩は緊張をほぐしてくれるのです。
画材に触れるのはとても気持ちがいいものです。

④自分の可能性を知る
思いがけない自分の才能や能力に出会うこともしばしば。
自由さや表現力を思い切り楽しむこともできます。
安心で安全な場で、自分らしさをたっぷりと親しむことができるのです。

次回は「アートセラピーの効果」についてお話します。

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アートセラピーと、描画分析の違い

アートセラピストという仕事があります。

 いえ、クエストは、「アートセラピストの仕事を作り出してきた」と言ったほうが正しいかもしれません。

 1997年にスタートした、アートセラピスト養成講座は、2008年の秋で、もう21期を数えるまでになりました。発足当初、体験レッスンに来る方は、「この資格を取ると、アートセラピストの仕事はありますか?」と、聞く方が多くいました。

 私は、自信を持って?「ありません」と答えていたものでした。今となっては、笑い話ですが、当時は、「アートセラピストの仕事」など、ないに等しかったのです。

 おもに、精神科クリニックや、病院の中で、臨床心理士が「描画テスト」をする。「患者さんの診断や病状をチェックするもの」といった認識しかなかったのです。でもそれは、アートセラピーではなく、描画分析。

セラピーと描画分析はまったく違います。描画を分析することは、時にその絵を描いた人を傷つけてしまうこともあるのです。

 「絵を描いたら、なんかわかるんでしょう?」私も、最初はこの程度の認識でした。ですから、自分を知る手だてとしてはいいのですが、第三者に勝手に自分の描画を判断される気持ちを考えると、嫌なものですよね。

「絵を見て何かがわかる」のではなく、「絵を描いているうちに気持ちが楽になる」。これでなければセラピーにはなりません。

 クエストのアートセラピーは、自由な表現を繰り返すことで、自分らしさを見つけていく、「プロセスアートワークセラピー」です。体験レッスンで講座の紹介もしています。

 クエストのアートセラピーを体験すると、どんどん自分が自由になっていきます。ぜひ一度アートセラピーの体験を!

 yorokobi ikari


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