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アートセラピーと社会貢献 のアーカイブ

アートセラピーと社会貢献

アートセラピーを学ぶ、クエストセラピスト養成スクールのアートセラピスト(在校生や卒業生)の、社会貢献への意識は相当高いようです。

10月から、子ども未来研究所では、ネパール、カトマンドゥに住む、チベット難民孤児の支援活動を開始します。
彼らは、5~6000m級のヒマラヤを徒歩で越えてきた11人の子ども達です。

中国におけるチベットの状況はかなり悪化しています。
勉強どころか、鉛筆やノートといったものも手にする事が出来ない子どもがたくさんいます。

先週、この「ネパールプロジェクト」という社会貢献の説明会を実施したところ、あっという間に定員を超え、参加できない方がいるほどの盛況振りでした。

毎月1回、アートセラピーを子ども達に提供していく、この社会貢献プロジェクトに、海外というハードルを越えて、参加したいという申し出が続いています。
月に、二人から三人のアートセラピストを派遣できればと思っていたのですが、それ以上の反響に驚いています。

子ども未来研究所では、以前中越地震の際に、1年半にわたって新潟県小千谷市のつくし幼稚園への支援を実施したことがあります。
月にたった1回だけでも、子ども達の心の回復は顕著に現れました。
幼稚園の先生方のご協力もあり、支援活動は大変喜ばれました。
最後は、子ども達からの思わぬプレゼントを頂きアートセラピスト達が涙する場面もある程に、「与えたつもりが与えられた」素晴らしい体験でした。

今のところ、カトマンドゥへの派遣は、クエストセラピスト養成スクールの卒業生、在校生に限られています。
一般の方がは、「えんぴつプロジェクト」への参加をお願いいたします。

支援活動がスタートしましたら、あらためてネパールプロジェクトの報告をさせて頂きます。


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不況と社会貢献活動

企業が行う社会貢献活動を「フィランソロピー」と言います。
10年以上前から、各企業が様々な社会貢献活動をしていることが報じられています。
しかしながら、昨今の経済不況の中、その予算が大幅に削られているのが実情のようです。

私は、以前から、このフィランソロピーには違和感を感じていました。
株式会社として利益を追求する傍ら、社会貢献活動をすることは、「宣伝活動」と同じような感じがしてしまうからです。
もちろん、純粋な意味において、社会貢献は私たちにとって義務の一つと感じていますので、その「形」を批判するつもりはありません。
残念なのは、不況のせいで、予算が削られてしまい、その恩恵をこうむっていた人々や地域社会が、実際に困ってしまうということです。

クエストでは、この社会貢献を、別法人である「NPO法人子ども未来研究所」にすべて移行し、活動を支持してまいりました。
10周年を迎え、毎年子供のためのアートセラピー教室は増え続けています。
子供たちが心傷ついてしまう前に、自らの心を健康にしていく体験を積む「心の予防教育の実践」を行っています。

12月23日は、毎年「ガイアシンフォニー」の上映会を行っています。
今回は、第2番の上映で、出演されている佐藤初女先生をお迎えして講演を行っていただきました。

10年以上前の映画作品にもかかわらず、東京ウィメンズプラザのホール満員の盛況でした。
チケットもひと月前に完売し、多くの方にご迷惑をおかけしました。

講演の冒頭に、
「子ども未来研究所の活動は、私や、ガイアがお伝えしている活動とおんなじです」
と、おっしゃって下さいました。
大変ありがたい言葉に、活動を実践している会員にとっての大きな励みになりました。

初女先生は87歳のご高齢にもかかわらず、年間70回もの講演活動をされています。
そのパワーは「食べることです」と静かな口調でおっしゃいます。

「命とは何ですか?と聞かれれば、わたしは食べることです、とお答えします。
食べることとは何ですかと聞かれれば、生きることです、そうお答えしています」

先生のおむすびは(おにぎりではなくおむすびだそうです)「お米とお米の間に空気が入ってお米が呼吸できるよう」な、おむすびだそうです。

「食べられれば大丈夫ですよ」
このお言葉には深く感動しました。

「人間は、誰もがみんな、自分を社会に役に立てるために生まれてきたのです。」

形はどうあれ、わたしたちの社会貢献活動も少しずつ実を結んでいるようです。


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